何だか無性に打ちたくなって久々に夜桜超旋風に座ったところ、
まー簡単に当たっちゃったりして、「やっぱ打ちたいと思った台に座るべきだよねえ」なんつって調子コイていたところ秒で終わってみたり。
まー簡単に当たっちゃったりして、「やっぱ打ちたいと思った台に座るべきだよねえ」なんつって調子コイていたところ秒で終わってみたり。
「1/319は引けるのにST中の高確率が引けないのなぁぜなぁぜ?」は、「通常当たりの20%は簡単に引けるのに、40%の3000ボーナスが引けないのなぁぜなぁぜ?」や、「通常ラッシュ中の1/5は引けるのに、上位ラッシュ中の1/2が引けないのなぁぜなぁぜ?」と並んで、あまりにも「あるある」過ぎるあるあるですよね。
毎回そんなんばっかり食らってしまうと「もう台の中での抽選に翻弄されるパチンコは疲れたよパトラッシュ」っていう気分にもなるっていうもんです。
ならばもっとアナログ抽選がメインの台、例えばヤクモノ系のうまい棒とか高須とかに座れば良いんでしょうが、あれだって最終的にはデジタル抽選なので厳密なアナログ機ではないですし、トキオブラック、天龍、スーパーコンビとかなんて恐ろしくて打てないし。
もう本当に、ハネモノ全盛期の頃が懐かしいですよ。
30年前なんて、毎日穏やかにハネモノで遊べる毎日……
ではありませんでしたけどね!!w
私がパチンコを始めた頃はちょうど「新基準機」がホールに登場し始めた頃で、旧基準から新基準の台に変わっていく過渡期だったんですね。
とにかくギャンブル性が高まれば人気が出る時代(まあ今もそうですが)だったので、各社こぞって大量獲得ハネモノを出し、穏やかだったハネモノのシマに段々香ばしいニオイが漂い始めました。
そんな大量獲得ハネモノを象徴する台で有名どころといえば、
・ニューモンロー(西陣)
・サンダードラゴン(三共)
辺りが挙げられますが、中でも最も出玉性能が高く、同時に凶悪性も高い台といえば、
「ニューヨーカー(平和)」ではないでしょうか。
私もこの台にやられたクチでして、何とかして当てたくて負けても負けてもツッ込み続けた忌まわしい記憶があります。
この台はいわゆるハネモノの王道なので、下部の羽根始動チャッカーに玉が入賞するとハネが開き、ハネで拾った玉がVゾーンへ入れば大当り、という非常にポピュラーなものとなっています。
ただこれ、文章で書いてると簡単なんですが、その道のりは大変険しいものでして。
玉が正面のVゾーンに到達するには、中央で回転している自由の女神に開いているトンネルを通る必要がありますが、このトンネルは玉がようやく通るくらいの幅しかありません。
かつ、トンネルの入口には山型の突起があるので玉が左右に流れることも多く入りにくいことこの上なし。
トンネルは正面を向いた時に停止するんですが一瞬なので、僅かでもタイミングが遅いとせっかくトンネルを通ったとしてもV穴には入らない。
あまりにもシビア過ぎるタイミング。
もう、絵に描いたような「無理ゲー」です。
ただ、その難関を突破して大当りを射止めた際は、それ相応の出玉が待っています。
大当たり出玉は驚異の2000発!
当時のハネモノの一回の大当たりで得られる最大出玉が大体5~700発程度のことを考えれば別格です。
加えて、詳細は省きますが運が良ければ大当りラウンドが途中で巻き戻ることがあり、一回の大当りで3000発、4000発と得られることも有りました。
この数字だけでもこの台の破壊力がお分かりいただけると思います。
まあ今思えば、こんな狂暴な台をよく打ってたよなあって感じではあるんですが……ただ、抽選は無いし、見た目でアツかったり惜しかったりが分かるので視覚でダイレクトに興奮できる楽しみがありましたね。
タイミングだけで勝負が決まるから当たりもハズレも見た目で丸わかりなので、「こんな薄い方ばっかり引くなんて裏で何かやってんじゃね?」なんて疑心暗鬼になることもなく非常に清々しい。
最近はすっかりホールで見かけなくなったハネモノですが、最近の荒すぎるパチンコの抽選が何も信用できなくなった時のリハビリのために、ハネモノのシマも多少は残しておくと良いのかも、とか思うこともある訳です。