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海シリーズのライトミドルSTタイプの両巨頭といえば「沖海桜」と「大海ブラック」ですが、気楽に打ててツボれば玉も出るんで人付きも良く、ホールでは重宝されていると思います。

私も結構打ってますが、現在の状況だとどちらかと言えば大海ブラックの方を打つことが多いです。
性に合うのはやはりブラックなんですよね。
桜も悪くはないんですが、今回の桜はどうも釣りが多くて辟易しがちで、どうしても避けてしまうことが多くて。

とはいえ、桜もそれなりに面白いポイントがあるので、打てば打ったで面白いんですが。


沖海5桜バージョンといえば、ST前半25回転の専用演出が3種類あるのが特徴です。
前作から搭載された「千本桜ゾーン」を選ぶ人が多いようですが(というかデフォで選ばれるのが千本桜ゾーンなので必然的にそうなる)私の推しは何と言っても「桜盃ゾーン」です。

この際だから桜盃ゾーンの楽しい部分や推しの部分をトコトンご説明させていただきますね(強制w)
普段打ってる方はご自身の経験と照らし合わせて楽しんでみて下さい~。


桜盃ゾーンは、図柄がテンパイすれば大当り、という非常にシンプルで分かりやすいものとなっています。
リーチラインは、他のゾーン同様シングルよりもダブルの方が圧倒的にアツいのでダブルはあんまり出ません。


チャンス演出は色々ありますので順を追って説明します。

まず変動開始時の図柄アクションです。
拡大はおそらく保留内テンパイ煽り確定でかなりチャンスだと思います。
それ以外は、先読み示唆とかテンパイ期待度の大小など色々ありますがあまり気にしなくてもいいかと。

チャンス目が稀に止まりますが、かなり熱いもののハズレもまあまあ有るので過度の期待はできません。
なお、チャンス目からサイレント疑似連になることがありますが、こちらは恐らく当確だと思います。

変動開始直後に水面に花びらなどが落ちてきます。

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花びら無し、1枚、3枚、黄色3枚、牡丹の花などがありますが、黄色以上でテンパイ煽り確定です。
牡丹の場合は後述のボタン演出まで確定すると思います。牡丹だけに。

変動開始後、花びらの後に水面がピチョンとなることがあります。

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このピチョンは、その後にボタンが浮かび上がってくればチャンスですが、そのまま何もなければほぼハズレなので、弱めの先読みが絡んでいる時はいっそのことピチョンしないでいただいた方がまだ当たる可能性があるだけ有難いですね。

ボタンを押すと、金魚、ウグイス、マリン(後ろ姿)、マリン(振り返り)などが出てきます。

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ボタン出現まで行けば、押した後に何が出ても恐らく全てテンパイ煽りまでは確定すると思います。
「マリン振り返りならちょっとチャンス」など、多少の信頼度の差はあるかも知れませんが、体感だとそれほど変わらない印象ですね。


で、これらのチャンス演出の強弱を踏まえつつ、次は変動時間についてです。

桜盃ゾーンの変動時間は、大まかに3つに分けられます。
(便宜上「ショート」「ミドル」「ロング」と呼びます)

もっとも短い「ショート」の場合、テンパイ煽り確定となるので相当チャンスです。
ショートでダブルリーチだと8割方モロタと思っていいと思います。

「ロング」はテンパイ煽り確定です。
変動時間が一定以上経過すれば必ずテンパイ煽りに発展するからです。


テンパイ煽りに発展するかどうかの分岐はいくつかあります。

まず最初は「ピチョン」です。
ピチョンの後にボタンがあればロング確定(テンパイ煽り確定)、ボタンが出なければ先ほど書いたようにハズレ確定(ミドル)です。

次にテンパイ煽りの前の花びら舞い演出です。

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変動開始し、ショートの時間は過ぎたものの、花びら舞い演出の発生時間より前に上段図柄が停止を始めるとテンパイ煽りをしないのでハズレ確定です(ミドル)

花びら舞い演出まで行っても、3秒程度ですぐ上段図柄が停止を始めると、これまたハズレ確定です(これもミドル)

花びらが舞ってから3秒を過ぎると(6秒程度?)テンパイ煽り確定(ロング)です。

と、このように分岐演出成功する場合と失敗する場合の間には時間差があり、失敗する場合の方はトータルの変動時間が必然的に短くなるので、これがすなわち「ミドル」、つまりハズレ確定となります。

これらの「変動時間がミドルだとハズレ確定がほぼ決まる」のは桜盃ゾーンの残念な点ではありますね。
他のゾーンはテンパイしてからが勝負なんですが、テンパイするかどうかの違いを時間で判別するのは結構ムズいのでギリギリまで分からないことが多く、そこでも一旦アツくなれる。
けど、桜盃ゾーンは途中で「ハズレかぁ」って分かってしまう部分が多いので最後まで期待したい方には不向きかも知れません。

どのようなルートを辿っても、テンパイ煽りまで行けば大チャンスです。
途中の演出が弱くても普通に当たるので、とにかくテンパイ煽りをすればチャンスと思える所がイイと思います。


で、実はこれがこのモードの最大の肝なんですが。
テンパイ煽りの最中にボタンを長押しすると、図柄の目が変化していくという裏ボタン演出があるんですが、その目の種類によって信頼度が大きく変わります。この「目のエフェクト」で全て決まると言っても過言ではないくらい。

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目は、普通→デカ目→少女マンガのようなキラキラ目→炎目、のように変化します。
キラキラ目でかなりアツく(体感で7割くらい)炎目で当確となります。
逆に、それまでの演出がアツくても、普通目のまま変化しないと結構寒いと思います。


そうそう、桜盃ゾーンはウグイスがキーになる場面も多いんですが、このウグイスちゃんがかなり気まぐれで、仕事したりしなかったり私たちを振り回してくるんですよね。

ウグイスはどんな場面でも「ホ~ホケキョ」と鳴けば大当りなんですが、鳴きそうで鳴かなかったり、テンパイギリギリでやっと鳴いたり、本当に気まぐれヴィーナス。

先読みなどを経て画面の右下にチョコンと止まり、今にも鳴きそうな顔をしているのに、静かに飛び去っていったり、キョロキョロ首を振りながら愛想を振りくウグイスちゃんを見ながら、「はよ鳴いて!」とヤキモキしたり、ホ~っと息を吸い込んだ瞬間に「当たった!」と確信したり……そんな風にもてあそばれることも多いんですが、それはそれで楽しいんですね。


あと桜盃ゾーンは「リーチになってハズれる」っていうストレスが無い所がイイんですよねえ。
魚群まで出てハズれるのとか見せられるともう終わる気しかしなくなる、っていう。
時々他のゾーンも打ちますが、やっぱりどこか物足りなくなってしまい、キラキラ目が見たくなって最終的には桜盃ゾーンに戻ってしまう、という妙な中毒性があります。
打ったことない方はぜひ桜盃ゾーンの沼にハマってみて下さい。


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