パチンコライターのビワコさんが出演されている番組「ビワコのラブファイター」が今年の6月収録分をもって終了するそうです。
私はビワコさん好きで、ラブファイター見るためにパチテレ契約したみたいなもんなので残念ですねえ。
なんと15年続いたそうです!
パチンコ番組としては異例の長寿番組でしたね。
しかも女性ライター単独の冠番組としては唯一無二ではないでしょうか。
ビワコさんを初めて知ったのは、同じく10年以上前にパチンコ必勝本ライターが出演されていたサイトセブンTVの番組「パチンコ必勝本777レディースバトル」でした。
この番組は出演者の個性が際立っていたのがとても印象的な番組でしたね。
初期メンバーはビワコさんの他、現在京楽の広報であるセレブ大鳥さん(大島紗智子さん)、フリーのパチンコライターをされているバリンコンさんとさやかさん、という個性の塊みたいな方ばかり。
その後も必勝本から様々な方がメンバーに加わりましたが、ヒラヤマンさんやしおねえさん、青山りょうさんなど現在でも長く活躍されている個性派が本当に多い。
必勝本の採用担当(編集長さん?)は逸材を発掘する先見の明に長けていたんだなあ、と思いますね。
番組の内容自体も非常に個性的でして。
この番組、バトルと銘打ってはいるものの、大当り回数や出玉で勝負する訳ではなく、珍しい演出をいかに出せるかで競うという番組だったんですよね。
激アツ演出や珍しい演出には高得点が割り振られているので、大当りしなくても激アツハズレが多ければ勝つこともあるという所が、他のバトル番組とは違って面白い部分でしたね。
このルールのおかげで演出をしっかり見せてくれるので好きだった、というのもあります。
他の番組では疑似3を全部見せてくれたりはそうそうしないんですが、この番組の特性上レア演出の部分で編集するとネタバレになってしまうので、あまり編集せずリーチを長尺で見せてくれたんです。
私みたいに演出見たいが為に番組を見ている者にしたら、逆にそれが楽しかったんですよね。
ラブファイターもレディースバトル同様、演出を見せることを重視されていたと思います。
でも演出を重視するって簡単に言っても、ただ映像を流しているだけでは芸がないし、せっかくのレア演出が出ていても気付かなければ意味がないので、スタッフあるいは出演者がきちんと台について知識を入れておく必要があるんですよね。
とはいえ、番組スタッフは必ずしもパチンコをしっかり打っている人ばかりではないので、そこで大切なのはやはり出演者自身が勉強をして経験を積んでおくことになってきます。
ビワコさんは自腹で何時間もかけて実戦台の予習をすることで有名でした。
これって本当に大事なことで。
やはりパチンコって身銭を切って打たないと実感できないことって多いんですよ。
チャンス演出が訪れる頻度はどれくらいのペースなのか。
どれくらいお金が入ってどれくらい戻ってくる感覚なのか。
どの演出を楽しみに待てば良いのか。
演出以外に面白い部分はどこなのか。
長く腰を据えて打てる台なのか、一発狙いで運試し程度に打つのがいい台なのか。
そういったことって、ショールームでデモ機を打っただけでは分からないんですよね。
自分のお金を使えば、その台から一つでも多く何か吸収しようとするし、台に対する感想も一般パチンカーに寄り添った的確なものになるんです。
そういった「台に向き合う真摯な姿勢」って、視聴者にはしっかり伝わります。
ビワコさん自身も、「常に本音」を意識しておられたようですし。
だからこうやって視聴者の共感を得られるような長寿番組になったんだと思います。
あと、攻略誌や情報サイトのデータだけでは見えてこない、違った角度から見た話をされることが時々あって、それも良かったんです。
例えばシリーズものの続編を打つ際に「同じ激アツ演出だが大当り占有率が変わっていると思うので、あまり重要ではなくなったのでは」とか、データの数字を鵜呑みにせず体感を交えて話して下さるのでリアリティがある。
直近の「大海5」実戦の時に話されていた「今作はこれまでの大海シリーズとは違うチーム……恐らく沖海チームが関わっているのでは」という話も、自分が感じていた違和感の原因を教えて頂いたようでとても腑に落ちました。
あ、ビワコさんと言えば「波理論」というオカルトの最たるものの話をされる事も多いですよね。
結構それがニガテっていう視聴者も多いようではあります(汗)
でも彼女の場合、理論や仕組みをしっかり理解した上でのオカルトですからね。
「パチンコを楽しむ上でのちょっとしたスパイス」程度でしかないですし、そんなんだったら話のタネで私もよく言ってますし。
ただちょっと最近は主張が強すぎかな~、って気もしないでもないですが……(苦笑)
「やらないと損する」だの「信じない奴はバ〇」みたいに強制する訳でもなく、仲間内でネタとして楽しんでる分には別に、って感じですよね。
「ま~たビワコさん何か言ってるよ~。好きだね~」くらいで笑って見てればいいんじゃないかと。
ともあれ。
終了してしまうのは残念だけど仕方ないことではあります。
最終回まではこれまでと変わらず本気の実戦をされるでしょうから、楽しみに見させていただこうと思います。
そうそう!
昨年の5月にゲストのたなちゅうさんが来た回(こ~れがまた面白くてw)での視聴者プレゼントが、いつものクオカードではなくオリジナルタオルだったんですが、私これ当たったんですよねえ。

何枚作成されたのか分からないけど、結構レアじゃない?
ずっと番組を見続けた自分にとって、いい思い出となりました。
ビワコさん、見てないとは思うけど(汗)お礼を言わせてください。
これまで本当にありがとうございました。